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ぼくのオレンジの木

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「ぼくのオレンジの木」ブラジルにて原作50周年記念版


ブラジル文学界で
20世紀を代表する作品のひとつ
"O Meu Pé de Laranja Lima"
J M de Vasconcelos(1920-1984)

発刊から50周年の今年、
Melhoramentos社より
記念版が刊行され、大きな話題を呼んでいます


▼”ブラジルの文学作品のなかで、この物語は
世界でもっとも多くの言語に翻訳されてきた

「ぼくのオレンジの木」ブラジルにて原作50周年記念版_d0336560_20190386.jpg
▲各国語版
ちなみにこの作品、韓国ではすでに300万部を突破
この物語を読まずに育った人はいないといわれています

ブラジルでは通算150版200万部
今なお
学校指定図書となっています

このたびの50周年記念版発刊にあたり
O ESTADO DE S.PAULO紙は
文化特集で一面を割いて

翻訳された各国のコメントを掲載しています

国と文化、時代を超えて
世界中の人びとに受け入れられてきた物語

▲これは、最初に翻訳出版を手がけ
このたび新訳による発刊を果たしたイギリスの書評

Há 50 anos J M de Vasconcelos escrevia o best-seller:
o livro brasileiro mais traduzido para outras línguas
com tradução 15 idiomas e presença em 23 países



子どもを取り巻く大人たちの
弱さと同時にやさしさ、温もり -ternura について
深く想いを馳せる作品です



日本語版は2015年に刊行された
▼『ぼくのオレンジの木』ポプラ社・世界の文学
「ぼくのオレンジの木」ブラジルにて原作50周年記念版_d0336560_20194210.jpg
多くの図書館にも配備され、推薦されています

日本語版詳細こちらです
読者交流サイト はこちらです


図書館によっては推薦図書になってるところもあります。
お近くの図書館にないときは、図書館に希望出していただければ入荷してくださいます。

大人にとってのメッセージがあふれた作品ですが
中学生、高校生の読書感想文の図書としてもおすすめです。

この機会に読んでみてください。








# by bokuno-orange | 2017-08-17 05:43 | メディア

「ぼくのオレンジの木」が全伯日本語弁論大会で紹介されました





  ブラジル北東部リオ・グランデ・ド・ノルテ州

  Natal にて10月16日に行われた

  22°Concurso Nacional de Oratória em Língua Japonesa
  第22回全伯日本語スピーチコンテストで

  『ぼくのオレンジの木』ポプラ社
  『ワニと7わのあひるのこ』集英社ワールドライブラリー

  が紹介・推薦されました


「ぼくのオレンジの木」が全伯日本語弁論大会で紹介されました_d0336560_17312977.jpg

  Dona Jandira

  そしてNatalでお世話になった皆さん
  ありがとうございました。

  Muito Obrigada !



 日本語弁論大会のシーンより
「ぼくのオレンジの木」が全伯日本語弁論大会で紹介されました_d0336560_17333912.jpg




「ぼくのオレンジの木」が全伯日本語弁論大会で紹介されました_d0336560_17332441.jpg



©Jandira e os seus amigos
https://photos.google.com/share/AF1QipP2BNKkJ58lIfAvuo0sqgLC7COsZXC1EnDBlS-p8QKkA8iwrLhNGd_Fwnr-iLGPPA?key=dGhidk9fTGRHMzlnU1d3NHE4OVhwdTAtWVNVQkZB








# by bokuno-orange | 2016-10-18 06:16 | メディア

『ぼくのオレンジの木』続編の舞台 Natal はこんな土地



5歳だったゼゼーの物語『ぼくのオレンジの木』

続編は12歳に成長したゼゼーの物語です

リオ郊外から
北東部の海の町に移り

学業を続けるため
新しい両親のもとで育ちます

いたずらをしながらも
自分の生き方を探して悩むゼゼー

舞台となった街、Natal はこんなところです

『ぼくのオレンジの木』続編の舞台 Natal はこんな土地_d0336560_21170090.jpg
     ▲ 著者 ジョゼ・マウロ・デ・ヴァスコンセーロスの名がつけられた道


▼ 取材記事を掲載していましたが
該当ウェブサイトが運営を終了したため
リンク不能となりました。
ご了承ください。

取材については
こちらのダイジェスト動画をごらんください ▽





以下が終了リンクのindexです:
『ぼくのオレンジの木』続編取材記@Natal...............
.....................................................




[太陽の土地・愛すべき動植物].............




..........................................








# by bokuno-orange | 2016-10-03 21:40 | 本のデータ

ポルトガル語中級読解のワークショップ


※新たに
 ブラジルの文化、社会を理解するための読み物をテキストとした

 ポルトガル語学習のワークショップをサンパウロで始めました。

ポルトガル語中級読解のワークショップ_d0336560_03581890.jpg

テキストは

 Luis Fernando Veríssimo の人気短編集

 ”Diálogos Impossíveis” などです。

 
ポルトガル語中級読解のワークショップ_d0336560_03584339.jpg



 ファシリテーターは
「ぼくのオレンジの木」の訳者
永田翼・松本乃里子です


参加ご希望の方は下記へお問合せください:

matsumoto.noriko5@gmail.com






※「ぼくのオレンジの木」をテキストとした学習は
 初級ポルトガル語のメンバーが中心となっておこなっています。






# by bokuno-orange | 2016-09-23 04:11 | ポルトガル語学習活動

「ぼくのオレンジの木」ブラジル裏千家ホームページにて日伯交流刊行物として推薦






ブラジル裏千家は、サンパウロにあって

茶道と日本文化を継承する拠点となっています



 伯栄庵は

 訪れるものに笑顔と心づくしの茶菓でもてなしてくれます

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ブラジル裏千家の公式サイト

「日伯刊行物紹介ページ」に
 日本とブラジルをつなぐ一冊として推薦を受け、

 新刊書『ぼくのオレンジの木』について紹介しました。

 茶道の精神にかさなる
 ブラジルの温かいこころについて記載されています。

  http://www.chadourasenke.org.br/ja/publications/o-meu-pe-de-laranja-lima/

「ぼくのオレンジの木」ブラジル裏千家ホームページにて日伯交流刊行物として推薦_d0336560_23132060.png

『ぼくのオレンジの木』

世界で読み継がれているブラジルの小説 “O Meu Pé de Laranja Lima” の日本語版『ぼくのオレンジの木』を
2015年11月、ポプラ社より刊行いたしました。
 これは、90年前のリオデジャネイロを舞台とした、ブラジルの国民的作家ジョゼ・マウロ・デ・ヴァスコンセーロスの自伝的小説です。5歳の男の子が生きるつらい現実、そこにひとりの温かい心を持った大人が登場します。人の心の温もり、すなわちポルトガル語のternura –テルヌーラがいかに大切であるかを考えさせてくれる物語です。
 苦しみにユーモアをちりばめたこの物語は、世代を超えてブラジルで読みつがれ、多くの言語に翻訳されています。映画化やTVドラマ化もなされ、舞台などでも親しまれてきました。
 この作品の著者ヴァスコンセーロスは、日本に大いなる憧れを抱いていました。そしてこの物語には、ブラジル人と日本人に共通する思いやりの心、茶道につながる世界があります。
 ブラジルに住む人々は、故郷を失った民と言えます。居住地を奪われたインディオ、アフリカから連れてこられた人、移住者、そしてその子孫たち。だれもが故郷を失った想いを受け継いでいます。
 ブラジル人が心に秘める言葉、それはサウダージとテルヌーラであると私たちは考えています。サウダージには懐かしい、寂しいという哀切感があります。サウダージを知るブラジル人は、他者の寂しさに敏感で、優しさと温かい思いやりで人に接します。この温もりこそが、抱擁感を持ったテルヌーラという言葉です。『ぼくのオレンジの木』の著者は作品の中で「人生で一番大切なものは温もり(テルヌーラ)である」と繰り返し語っています。
 ブラジル人のテルヌーラにふれた外国人は、みんなブラジルを好きになります。同じように日本人も、思いやりをもって人を心からもてなすことで愛されています。
 日本で生まれ大切に育まれてきた茶道。それは、日本の思いやりの心をかたちにしたものです。ブラジルのテルヌーラと日本の思いやりを感じ、それを人から人へとつないでいく・・。ブラジルの茶道は、ブラジルを、そして日本をより深く理解するための心の交流の場といえるでしょう。
 そしてこの作品『ぼくのオレンジの木』もまた、ブラジルの心を伝えるものです。お茶を愛し、ブラジルが好きになった日本人に、ブラジルの温かい心をもっとよく知ってもらうために、この本を読んでいただきたいと願っています。
※日本語版『ぼくのオレンジの木』はブラジルでもお求めになれます:
 http://xn--y8j2ca7cyn2cxr0b5819e.com/


上記ポルトガル語ページ
http://www.chadourasenke.org.br/publicacoes/o-meu-pe-de-laranja-lima/

<i>O romance brasileiro Meu pé de laranja lima, de José Mauro de Vasconcelos, foi traduzido para a língua japonesa e publicado no Japão pela PoplarSha (Poplar Publishing Co. Ltd.) em novembro de 2015. A obra, baseada na vida do escritor, se passa no Rio de Janeiro de noventa anos atrás e conta a história de um menino de cinco anos que enfrenta uma vida dura, mas encontra um adulto com muita ternura no coração. O livro mostra, portanto, a importância da ternura na vida das pessoas. Meu pé de laranja lima é um romance muito apreciado tanto no Brasil, tendo inspirado filmes, novelas de televisão e peças teatrais, quanto no exterior, em que foi traduzido para várias línguas.</i>
Considera-se que os brasileiros não possuam raízes, pois trata-se de um povo formado a partir da miscigenação entre índios (que tiveram as suas terras roubadas), africanos (que foram trazidos para cá) e imigrantes (que vieram para o Brasil em busca de uma vida melhor). Os descendentes dos imigrantes herdavam a saudade da terra natal de seus ascendentes. Os brasileiros consolam com ternura os imigrantes que sentem saudade. “Saudade” e “ternura” são duas palavras importantes para os brasileiros.
Os japoneses sempre tiveram arraigados o sentimento de omoiyari, que consiste em ter consideração pelo outro. Da mesma forma que os brasileiros são adorados por tratarem os outros povos com ternura, os japoneses também são amados por acolher outras pessoas com o coração, devido ao sentimento de omoiyari que possuem.
A prática do chadô no Brasil é uma oportunidade especial para japoneses e brasileiros trocarem os sentimentos de omoiyari e de ternura, compreendendo-se melhor. Em outras palavras, isso é um caminho para que brasileiros possam conhecer um pouco mais sobre a cultura japonesa.
O autor de Meu pé de laranja lima gostava muito do Japão. O chadô e esta obra estão ligados pela palavra “ternura”. Este livro é uma forma de transmitir esse sentimento aos japoneses, para que possam interagir com o Brasil.
A edição japonesa de Meu pé de laranja lima (Boku no orenji no ki), traduzido por Tasuku Nagata e Noriko Matsumoto, pode ser adquirida através do site http://xn--y8j2ca7cyn2cxr0b5819e.com.


 サンパウロ裏千家は

   日本出身のわたしたちだけでなく

   世界から人びとを迎え、温かくもてなしています

「ぼくのオレンジの木」ブラジル裏千家ホームページにて日伯交流刊行物として推薦_d0336560_23115577.jpg











# by bokuno-orange | 2016-08-08 19:07 | メディア